15KY8Aシングルアンプの再改造
UL57%試験のついでに測定したUL85%がまあまあの結果だったので、15KY8A実機を再度改造しました。
≪回路図≫
調整開始でミスして電源安定化回路を焼いて(破損)しまいました。持ち合わせ部品消化の都合で、電源用のCRDはE701、ツェナーはRD62Eを使用しました。
PTが小型(30W)で、無負荷(ヒーター点灯前)時と定常時の整流電圧落差が大きく、今回の動作点Epを265Vにしましたが、260V位がCRDとMOSFET耐圧上の最低ラインです。無いとは思いますが2台目を作る時にはPTを50Wタイプにした方が安心です(電圧落差が小さくなります)。
バイアスを調整可能(バイアスが15Vでは足りない)にする為に小型ACアダプター(24V)を追加しました。
≪歪率特性と周波数特性(1KHz、1W) R-ch≫
Ep=265V、Esg=265V、Ip=47mA (Ecは測定端子を設けるのが面倒だったので省略)
2次歪打消し、NF=15dB
A(1KHz)=33.2dB、CL(1KHz)=4.4W
≪歪率特性と周波数特性(1KHz、1W) L-ch≫
データは、R-chと同じ。
最大出力を優先したので歪率特性は幾らか良くなった程度ですが、Ep/Esgを240V位で調整すれば歪率特性はもう少し良くなったかもしれません。いずれにしても大差ないでしょう。
しかし最初に作ったものに比べれば格段に上等な特性となりました。聴き比べで分かるか、という事は別にして大変満足しています。




