新型コロナに思う(4)
1都3県の緊急事態宣言が延長されることになりました。
首相、"私が決断しました"と強調してましたが、誠に惨めで情けない会見です。自前の方策を考える力がないことが良く分りました(取り巻きにも、有能な方はいないようで)。1都3県が2週間の延長を要望してくるのを、パクってチョットだけ先んじたつもりでしょうが、2週間で感染症の状況の変化を読み取れる(見極めが付く)と考えているのでしょうか!! その2週間で"全身全霊で取り組む"とは何をするのでしょう?? (統計値の上下するのを全身全霊で見てるだけでは??)
日本の宣言では罰則がありませんから、長期間の宣言は慣れというより宣言中であることを忘れられてしまうのでは?? 延長々々しても尚更です。
情報番組では解除後に第4波が来て、再度の緊急事態宣言やその頃にワクチン接種があって何とか収束に向かう、などとシミュレーショングラフを見ながら議論されてます。
でも日本に必要なワクチンが今年中に届くか定かではありません。現にオーストラリアがワクチン優先度が低いとの理由で輸出の許可が下りなかったようです。日本の感染者数も欧米に比べて少ないので、大量のワクチン輸出がなかなか認められない可能性が高いです。
他に変異株の議論も白熱してます。もっと変異株調査を進めるべきとか、海外からの更なる変異株の水際対策とか、...。
しかし、そもそも飛沫(エアロゾル含む)感染症での水際対策は不可能です。ましてコロナは発症前で感染力がある(つまりは気管・口腔内に多量のウイルスが増殖してる)と言われています。
国内だけでも、感染者数が少ないとはいえ変異株が発生しないとは限りません。変異株を今追っている余裕はありません。ワクチンも変異株で有効かどうかなどの議論もありますが、今は供給可能なワクチン
の接種しか防衛手段はありません(議論する意味はありません、ワクチンメーカーに検討してもらうだけです)。
緊急事態宣言の再延長もあり得る状況ですが、飲食店への自粛要請をこれ以上続けるのは限界でしょう。
やはり今出来る攻めの対策は、PCR検査しかありません。
検査は感染の可能性が高い飲食店に来店される人を集中的にやった方が効率がいいでしょう。またその方たちは出来るだけCOCOAをインストールしてもらい、検体を1店で時間やテーブルでまとめて複数検体の混合検査で検体数の数を稼ぐのが上等です。検査は勿論無料で行います。
オリンピックを開催する為にも、PCR検査能力を何倍にも高める事が最重要でしょう。一年前から対策していればもっと違った道筋(今日)になったかもしれません。
ワクチンだけに期待するのは危険です(政府・首相の危機管理意識の低さが判ります)。
政府は遅きに失してはいますが、ワクチン製造可能な国内メーカー・技術への資金供与、同様に治療薬が製造可能な国内メーカー・技術への資金供与など次期予算案に組まれたのでしょうか?? この期に及んでもそういうたぐいの方策がされていないなら、総理には交代してもらった方がいいでしょう。日本は次の新型xxx感染症、強毒性鳥インフルエンザ(人人感染可能化)で潰れてしまいます。
世界の状況を見れば、感染症対策の出来る力、ワクチン・薬の製造能力で、国力の差がハッキリ分かれます。日本も防衛省内に専門部署あるいは新規省庁を作って、イエスマンでない優秀な人材を登用し対策するべきです。保健所での一業務として行うには荷が重過ぎます。国防に匹敵する重大事です。それに掛かる予算も然るべきであるはずですが.......。