アマリリスの花で、おしべの不思議を発見

(2015.4.25作成)
アマリリスの花第一陣(4個の花)が皆萎れたので、花茎を根本から切り取りました(ネットで見た育て方を参考に)。しかしカッターを使ったのは失敗でした。切れすぎて、大事な葉が2枚も一緒に切れてしまいました。葉は次(があればの話ですが)の花を咲かすための養分を球根に貯めるために重要だそうな。今、花茎などを触ると根本(球根)がグラグラと動きます。葉が伸び出した頃はビクともしなかったのに、球根がかなり痩せ細ってしまったようです。ゴッツイ花茎を一度に2本も伸ばすんだから、相当なエネルギー消費でしょう。もっとこじんまりした花でも進化で生き残れたのでは、などとつい余計な心配をしてしまいます。

第二陣の花が開き始めて花びらをみたら、第一陣は真っ白だったのに今度は薄く細いピンクのラインが入っていて、こちらもまた綺麗です。


どういう仕組み(決まり?)になっているのでしょう。第一陣の花茎、球根から単独で伸びていて、葉は花茎と別の部位から伸びてきていました。ところが第二陣の花茎は左右に開きながら伸びてきている葉の脇から出てきています。花茎はどこからでも出られる仕組みになっていて、たまたまの事なのでしょうか?不思議です。


切れてるのが第一陣の花茎で、生えている左端が第二陣の花茎です。

そして一番の不思議、それは第二陣の花が開き出して見たときに、おしべが変だった事です(第一陣で見た記憶と別物だった)。先端に棒みたいなものがついているだけで、花粉と思しきものがついていない!。これは別の花?(雄花、雌花のような違いか???) アマリリスって、植物の素人には理解できない不思議な花だったのか、などと思いながら、一寸経ってからふと見ると、なんとその棒の一部(先端)に花粉が付いているではないか!!良くみると、その棒は花粉を覆っているカバーの様なもの(あるいは花粉の素をカバーが覆っていて、カバーが裂けて外気に触れると花粉が生成される仕組み?)らしい。落ち着いて考えて見れば、確かに頷ける。花が開く前から花粉が山盛り付いていると、花が閉じている間に花びらに花粉が付いてしまい、花が開いたときには花びらが醜く花粉塗れとなって、めしべに付けるべき花粉がおしべに残っていない、という事になりかねません。今までそんな無様な花は見た事ありません。




うーん。この年(年齢は公開してませんが)になって、こんな発見があるなんて、またまた感動。普通の花だったらポンと咲いてしまうので、おしべの変身前を見られるチャンスは僅かでしょう。アマリリスの場合花が大きく、花が開き出してから完全に開花状態になるまで丸1日以上はかかりますので、おしべの変身もそれに合わせて時間遅れと変身スピード自体もゆっくりになるよう進化してきたのでしょう。

アマリリスだから、こんな驚きに出会えた。感謝々々。
これ、お子さんがいたら是非みせてやって欲しいです。そのうち何人かが植物学者になるかも知れません。
などと1人興奮してますが、花(アマリリス)を育ててる人は皆当たり前の様に知ってるのでしょうか。前の開花/満開の記事での写真を見返したら、ちゃんと変化(違い)が捉えられてましたが全然気づきませんでした。注意力の無さを反省...。

最近真空管アンプの製作に回帰していますが、そもそも私が電子回路に惹かれたのは、一寸したキッカケでした。小学3、4年頃、多分NHK(教育TV?)、”1石電子メトロノームの製作”(注)という放送が目に飛び込んできて何か面白そうな...、と訳も分からず回路を写した後で知識と思考力の乏しい頭であれこれ必死に考えました。写した回路や部品名が正しいのかどうかも判断つかないし、頼れる人もいないし、結局完成しませんでした(部品が集められませんでした)。小学生だったので、仕方ありません。でもその時から電気の事が頭から離れなくなりました。どんなキッカケで人生が変わるか分かりません。

(注)1石とは、トランジスタ1個を使った回路という意味(わざわざそんな呼び方をする事を冗談かと思われそうですが)。真空管1個を使った回路を1球云々あるいは単球云々と言う具合と同じです。ここで使うはずだったのは2SB113だったような?2SB56、111などが主流の古き時代でした。その後TVで電子工作の放送を見た記憶はありません。初心者向けの一般科学実験番組だったのでしょう。