6DW5でシングル用OPTの特性比較
(2016.10.12作成)
プッシュプル用の比較がなかなか興味深かったので、今度はシングル用を試験してみました。
中古やお安い球の使用を想定してるので、OPTだけ高級にしてもバランス悪いし集める資金もバカにならないので、球と価格マッチした範囲のOPTです(大体は他の目的で購入済のものです)。
ユニバーサル用で標準的に使うつもりのOPT-11Sを基準?として、昔6V6シングルアンプで使ったU-808、その他はOPT-5Sクラスで、価格帯も近いOPT-5S、OPT-23S、PMF-5WS、OUT-54B-57、T1200(注)を試験しました。
6DW5、OPT-11Sで使えそうな動作ポイントを探してからトランスだけ交換、OPTの1次側抵抗でEpに差が出たものは一部Esg調整でIkを合わせて測定しました。
Ep=250V
Ik=46mA
Esg=158V
Ec=-25.8V
RL=3.5KΩ(トランスにより3KΩ)
UL=約33%
ドライバTrのEc=138V
CL(1KHz)=4.7~5W
NF=15dB(T1200だけ14dB)
(1)OPT-11S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(2)U-808
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(3)OPT-5S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(4)OPT-23S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(5)OUT-54B-57
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(6)PMF-5WS
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(7)T1200歪率特性
周波数特性(1W)
評価:
U-808、さすが良い特性です。5、6Wのアンプで使用するのは勿体無い感じです。しかし1個しかないので、実機では使えませんが。
小型用にはOPT-23Sと思っていたのですが、OPT-5Sの方が良好でした。OPT-23S、直流抵抗が小さいので、多分1次巻数が少ないためOPT-5Sより低域特性が悪いのかもしれません。
OUT-54B-57とPMF-5WS、双子のようにそっくりな特性です(同じ下請けさんで製造してるんでしょうか)。夫々1個ずつしかありませんがペア(ステレオ)で使えそうです。
T1200、高域特性が思わしくありません。低域特性を重視して2次歪打消しをかけていますが、その為でしょうか高域の位相回転が大きくなり発振気味になるようです。NFが少し上がると発振してしまいます。
私が当面目指してるアンプでは、OPT-11S、OPT-5Sが適当とわかりました。
U-808、云十年を経てその実力を見ることができましたが、昔聞いていた自作のアンプ、U-808と6V6SE-76、どんな特性だったのか、当時が懐かしく思い出されます。
(注)OPT-23S、PMF-5WS、OUT-54B-57、T1200は、使う見込みがないので2017年に廃棄しました。
プッシュプル用の比較がなかなか興味深かったので、今度はシングル用を試験してみました。
中古やお安い球の使用を想定してるので、OPTだけ高級にしてもバランス悪いし集める資金もバカにならないので、球と価格マッチした範囲のOPTです(大体は他の目的で購入済のものです)。
ユニバーサル用で標準的に使うつもりのOPT-11Sを基準?として、昔6V6シングルアンプで使ったU-808、その他はOPT-5Sクラスで、価格帯も近いOPT-5S、OPT-23S、PMF-5WS、OUT-54B-57、T1200(注)を試験しました。
6DW5、OPT-11Sで使えそうな動作ポイントを探してからトランスだけ交換、OPTの1次側抵抗でEpに差が出たものは一部Esg調整でIkを合わせて測定しました。
Ep=250V
Ik=46mA
Esg=158V
Ec=-25.8V
RL=3.5KΩ(トランスにより3KΩ)
UL=約33%
ドライバTrのEc=138V
CL(1KHz)=4.7~5W
NF=15dB(T1200だけ14dB)
(1)OPT-11S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(2)U-808
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(3)OPT-5S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(4)OPT-23S
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(5)OUT-54B-57
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(6)PMF-5WS
歪率特性
周波数特性(1W)
周波数特性(3W)
(7)T1200歪率特性
周波数特性(1W)
評価:
U-808、さすが良い特性です。5、6Wのアンプで使用するのは勿体無い感じです。しかし1個しかないので、実機では使えませんが。
小型用にはOPT-23Sと思っていたのですが、OPT-5Sの方が良好でした。OPT-23S、直流抵抗が小さいので、多分1次巻数が少ないためOPT-5Sより低域特性が悪いのかもしれません。
OUT-54B-57とPMF-5WS、双子のようにそっくりな特性です(同じ下請けさんで製造してるんでしょうか)。夫々1個ずつしかありませんがペア(ステレオ)で使えそうです。
T1200、高域特性が思わしくありません。低域特性を重視して2次歪打消しをかけていますが、その為でしょうか高域の位相回転が大きくなり発振気味になるようです。NFが少し上がると発振してしまいます。
私が当面目指してるアンプでは、OPT-11S、OPT-5Sが適当とわかりました。
U-808、云十年を経てその実力を見ることができましたが、昔聞いていた自作のアンプ、U-808と6V6SE-76、どんな特性だったのか、当時が懐かしく思い出されます。
(注)OPT-23S、PMF-5WS、OUT-54B-57、T1200は、使う見込みがないので2017年に廃棄しました。
OPT-23S、PMF-5WS、OUT-54B-57の残念な低域特性(特に3Wでの)、100/1K/10KHzの歪率特性や整流型ACメーター(市販はこのタイプのみで、高調波=歪を含んだ信号を基本波が増幅出来てる様に見せてしまう)による周波数特性を見ただけでは殆ど気づけません。これが特性は良好に見えるアンプの音に違いが出る一因です。



















