回想その2、音楽志向
(2014.1.19作成)
アンプを作りたいって思ったのは電子回路に興味があったこともありますが、やはり音楽をいい音(と、そこそこの音量)で聞きたいこと、若干貧しかったということでしょうか。実は貧しいということも案外重要で、その為何か製品を買う前にまずは自前で何とかならんかな?という思考スタイルが染みついたのかなと、(多少の負け惜しみ込で)思っています。
音楽志向のカギは、幼児のころピアノ習いに行かされた(自分では、好きかどうか、余り自覚してなかったと思いますが...)ことにありました。ピアノ習い自体は何故か恥ずかしく感じていて2年で止めてしまいましたが、練習曲のなかに、たまに好ましく感じる曲(短調系がとくに)がありました。そして時期は覚えていませんがBachのメヌエット(*1)に出会ったことです。対位法というにはちょっと次元が違いますが、左手の音(低音部)が単なる伴奏的でなく独立した主張が感じれられて強く心に残りました。それから長じて中学の授業でやはりBachの管弦楽組曲第2番を、高校に入ったころにVivaldiの合奏協奏曲「四季」を聞いて、すっかりバロック音楽に魅せられてしまいました。またNHK-FMで朝放送されていた「バロック音楽の楽しみ」(*2)を通じてルネサンス音楽にも魅了されました。思春期の頃についた色は、年を取っても褪せることはないようです。
中学から高校末期頃までは、専らエアチェックでカセットテープへ収集しては鑑賞してました。そして聞いた曲の中から、自分の財産にと最初に選んで購入したのは、タチアナ・ニコライエワ演奏のBachの「フーガの技法」(LP)でした。ただ、当時プレーヤーを持って無かったので、聞けるまで何年か待つことになりましたが(^^;)。それからは、媒体がCDに取って代わられる中、バロック、ルネサンス期の器楽、声楽を中心に収集しまくりました。ラジオを聞かなくなってからは、TV、映画が新しいジャンルを知るキッカケとなりました(今でも)。
映画「ブレードランナー」でヴァンゲリス
TVドラマ「鬼平犯科帳」でジプシー・キングス
TVドラマ「スティル・ライフ: 田中裕子、南果歩」でアルヴォ・ペルト
を知ったのは、特に大きな収穫でした。
だらだら長くなりましたが、自分で作った装置を通して好きな音楽が流れる事で感動が倍増される。性能はそこそこでも名曲がさらに良く聞こえるという自己満足の世界でもあるでしょう、今更真空管アンプを作るというのは。(あくまで私個人の話なので、悪しからず)
(*1)ト長調とト短調:「アンナ・マグダレーナの為の小品集」に収められてます。
あまりに有名なので説明は不要かと思います。
アンプを作りたいって思ったのは電子回路に興味があったこともありますが、やはり音楽をいい音(と、そこそこの音量)で聞きたいこと、若干貧しかったということでしょうか。実は貧しいということも案外重要で、その為何か製品を買う前にまずは自前で何とかならんかな?という思考スタイルが染みついたのかなと、(多少の負け惜しみ込で)思っています。
音楽志向のカギは、幼児のころピアノ習いに行かされた(自分では、好きかどうか、余り自覚してなかったと思いますが...)ことにありました。ピアノ習い自体は何故か恥ずかしく感じていて2年で止めてしまいましたが、練習曲のなかに、たまに好ましく感じる曲(短調系がとくに)がありました。そして時期は覚えていませんがBachのメヌエット(*1)に出会ったことです。対位法というにはちょっと次元が違いますが、左手の音(低音部)が単なる伴奏的でなく独立した主張が感じれられて強く心に残りました。それから長じて中学の授業でやはりBachの管弦楽組曲第2番を、高校に入ったころにVivaldiの合奏協奏曲「四季」を聞いて、すっかりバロック音楽に魅せられてしまいました。またNHK-FMで朝放送されていた「バロック音楽の楽しみ」(*2)を通じてルネサンス音楽にも魅了されました。思春期の頃についた色は、年を取っても褪せることはないようです。
中学から高校末期頃までは、専らエアチェックでカセットテープへ収集しては鑑賞してました。そして聞いた曲の中から、自分の財産にと最初に選んで購入したのは、タチアナ・ニコライエワ演奏のBachの「フーガの技法」(LP)でした。ただ、当時プレーヤーを持って無かったので、聞けるまで何年か待つことになりましたが(^^;)。それからは、媒体がCDに取って代わられる中、バロック、ルネサンス期の器楽、声楽を中心に収集しまくりました。ラジオを聞かなくなってからは、TV、映画が新しいジャンルを知るキッカケとなりました(今でも)。
映画「ブレードランナー」でヴァンゲリス
TVドラマ「鬼平犯科帳」でジプシー・キングス
TVドラマ「スティル・ライフ: 田中裕子、南果歩」でアルヴォ・ペルト
を知ったのは、特に大きな収穫でした。
だらだら長くなりましたが、自分で作った装置を通して好きな音楽が流れる事で感動が倍増される。性能はそこそこでも名曲がさらに良く聞こえるという自己満足の世界でもあるでしょう、今更真空管アンプを作るというのは。(あくまで私個人の話なので、悪しからず)
(*1)ト長調とト短調:「アンナ・マグダレーナの為の小品集」に収められてます。
あまりに有名なので説明は不要かと思います。