とりあえずで作ったアンプ、その後

(2016.7.27作成)
以前に製作した2台のアンプ、14GW8PPと15KY8Aシングル、後に作った15KY8Aシングルの方で快調に聞いていたのですが、大音量で聞いていたある時フッと歪っぽい感じがして測ってみたら片チャンネルの歪が50%増えていました。歪が聞き分けられたのかどうかは分かりませんが、もともと出力が上がると3、4%の歪になるわけでギリギリの特性かなと思っていましたが、案の定でした。
それで再調整はしましたが15KY8Aシングルは予備にして、14GW8PPで聞くことにしました。こちらもずっと快調だったのですが、つい最近、バチッと大きい音と共に片チャンネルの音が出なくなり、見たら片側の電源フィルタ用FETがモールドの一部が飛んで壊れてました(同時にツェナーDも)。設計上の問題かな?と考えてみても設計という程の代物でなく、半年くらいずっと使ってましたから、原因不明?です(回路そのものが設計ミス?)。気を取り直してFETとツェナーを交換したのですが、弱いハム音とともにブツッ、ブツッ、とノイズが出て、もう片方はちゃんと音が出てるので、あとはコンデンサしかありませんのでそれも交換。それで綺麗に直ったようです、と思ったらまだ若干のハムと電源OFF時にブツッ、ブツッ。基板を眺めたら、SG電圧調整用Tr(C1815)もパンクしてました。カソードの1Ωも皮覆が飛んでました。FETが壊れてB電源が瞬断し、OPTからの高圧ショックがかなりのものだったようで。他の部品も外傷が見えてなくても焼けたかもしれません。犯人(原因)はコンデンサでの漏れ電流が急に大きくなった(または付近にマイグレーションがあった?)のではないか?と思います。Trは耐圧高め(高圧ショックには大差ないかも)のC2240に交換して再調整。
特性を見たら、まず歪が全般に多めでCLも半分近くダウン(11W前後=>7W程度)。球もダメージを受けたのかもしれないので抵抗の焼けた側の球を交換してみましたが、代わり映えせず。それで両方交換したら初期の特性が復活しました。それで事故の起こらなかった反対チャネルも見たら、同様の特性劣化であり球を交換したらこちらも復活。

無事アンプが復旧してホッとするとともに、毎日の稼働時間が長かった気もしますが、球の劣化がこんなに早い(場合がある)のかと、改めて認識させられました。

いずれにせよアンプが2台あって良かったですが、何か次のアンプの製作をせかされた思いです。