シングルアンプの候補球の試験 その2
(2014.12.28作成)
前回の球と比べて、二軍とでも言うべき球を動かしてみました。出番はあまり無いかも知れませんが、お宝の箱にずっと眠っていたので、実力テストをしてやらないと可哀想です。何かのきっかけでシングルアンプを組むことになるかもしれませんし。
その前にシングル実験回路、また思い付きで修正しました。初段はやはり3次歪が最少(近似2次関数特性)が良いように思い、エミッタ抵抗を75Ωに変更しました。以前に測ったときは約47Ωでしたが、交流負荷が小さくなった為、適正値が変わったようです。
取り出したのは、6MP20、6GK6、6ZP1、12GP7、15KY8A、一応2本はあってステレオに組める球です。
前回と同様に各球の裸特性から手頃なものを選び、歪打ち消し量を適度に決めてからNF17dB掛けた特性を取りました。
(1)6MP20
動作例が1つと、プレート損失が10Wという情報(「真空管活用自由自在」より)しかありません。まあ可もなく不可もなしという感じの特性です。
Ep=260V、Ik=40mA、Ec=-5.8V、RL=7K、Esg=180V ⇒ CL=3.0W、DF=7.1
(2)6GK6
二軍という球では全くありませんが、同クラスの6CW5と比べると、個人的には取り回しがいま一つ良くない感じです。電圧を下げてRL=3.5Kにすると、出力は下がりますが低域の歪率特性は向上します。
Ep=310V、Ik=43mA、Ec=-8.25V、RL=5K、Esg=260V ⇒ CL=5.0W、DF=6.1
(3)6ZP1
これから出てくるラジオの音で育ったという思いがあります。42とともに真空管趣味の原点みたいな球です。しかし特性的には、AM5球スーパーくらいが丁度いいのかも知れません。
Ep=250V、Ik=16mA、Ec=-9.5V、RL=14K、Esg=180V ⇒ CL=1.0W、DF=5.7
OPT-11Sの4Ω端子に16Ωを接続してRL=14Kとしました。DFはRLを8Ωに減らした時との電圧比で計算しました。歪率の周波数特性は0.3Wで測定しました。
(4)12GP7
会社の知人から貰ったもので、戦後まもなく登場した球のようです。さすがに稼働してるのも、セット(ラジオなど)に組んであるのも見たことはありません。動作例が1つ見つかっているのでそれを参考としました。特性的には、6ZP1よりずっとマシです。
Ep=270V、Ik=37mA、Ec=-13.3V、RL=7K、Esg=245V ⇒ CL=2.5W、DF=5.4
(5)15KY8A
これ1本でのアンプはやはり無理(限界)がありますので、5極部の実力を見ておくことにしました。やはり使い方によっては立派な特性が出せる球です。
Ep=260V、Ik=46mA、Ec=-16.5V、RL=3.5K、Esg=146V UL ⇒ CL=4.8W、DF=9.7
二軍球、色々でした。
あとは、水平偏向管の幾種かが少々残っています。
6JS6、6KD6が少しあり、OTLを実験したくなった時にでも出場してもらいます。他に6GB8が1本ありますが、ずっとお蔵入りです。あるいは6JS6あたりとペアで一度使ってみることにしょう。
前回の球と比べて、二軍とでも言うべき球を動かしてみました。出番はあまり無いかも知れませんが、お宝の箱にずっと眠っていたので、実力テストをしてやらないと可哀想です。何かのきっかけでシングルアンプを組むことになるかもしれませんし。
その前にシングル実験回路、また思い付きで修正しました。初段はやはり3次歪が最少(近似2次関数特性)が良いように思い、エミッタ抵抗を75Ωに変更しました。以前に測ったときは約47Ωでしたが、交流負荷が小さくなった為、適正値が変わったようです。
取り出したのは、6MP20、6GK6、6ZP1、12GP7、15KY8A、一応2本はあってステレオに組める球です。
前回と同様に各球の裸特性から手頃なものを選び、歪打ち消し量を適度に決めてからNF17dB掛けた特性を取りました。
(1)6MP20
動作例が1つと、プレート損失が10Wという情報(「真空管活用自由自在」より)しかありません。まあ可もなく不可もなしという感じの特性です。
Ep=260V、Ik=40mA、Ec=-5.8V、RL=7K、Esg=180V ⇒ CL=3.0W、DF=7.1
(2)6GK6
二軍という球では全くありませんが、同クラスの6CW5と比べると、個人的には取り回しがいま一つ良くない感じです。電圧を下げてRL=3.5Kにすると、出力は下がりますが低域の歪率特性は向上します。
Ep=310V、Ik=43mA、Ec=-8.25V、RL=5K、Esg=260V ⇒ CL=5.0W、DF=6.1
(3)6ZP1
これから出てくるラジオの音で育ったという思いがあります。42とともに真空管趣味の原点みたいな球です。しかし特性的には、AM5球スーパーくらいが丁度いいのかも知れません。
Ep=250V、Ik=16mA、Ec=-9.5V、RL=14K、Esg=180V ⇒ CL=1.0W、DF=5.7
OPT-11Sの4Ω端子に16Ωを接続してRL=14Kとしました。DFはRLを8Ωに減らした時との電圧比で計算しました。歪率の周波数特性は0.3Wで測定しました。
(4)12GP7
会社の知人から貰ったもので、戦後まもなく登場した球のようです。さすがに稼働してるのも、セット(ラジオなど)に組んであるのも見たことはありません。動作例が1つ見つかっているのでそれを参考としました。特性的には、6ZP1よりずっとマシです。
Ep=270V、Ik=37mA、Ec=-13.3V、RL=7K、Esg=245V ⇒ CL=2.5W、DF=5.4
(5)15KY8A
これ1本でのアンプはやはり無理(限界)がありますので、5極部の実力を見ておくことにしました。やはり使い方によっては立派な特性が出せる球です。
Ep=260V、Ik=46mA、Ec=-16.5V、RL=3.5K、Esg=146V UL ⇒ CL=4.8W、DF=9.7
二軍球、色々でした。
あとは、水平偏向管の幾種かが少々残っています。
6JS6、6KD6が少しあり、OTLを実験したくなった時にでも出場してもらいます。他に6GB8が1本ありますが、ずっとお蔵入りです。あるいは6JS6あたりとペアで一度使ってみることにしょう。




