ユニバーサルシングルアンプ(8B8-3結)
(2017.10.3作成)
最初のアンプでの候補球として購入した8B8ですが専用機での出番がなさそうなのでピンチヒッターとして使うことにしました。5結(+UL)での特性がパッとしないので、3結(UL100%)で動かすことにしました。短期間なので3極管部の電極はオープンにしておきます。
データシートからEc=0Vでのrp(内部抵抗)を推定すると、Ep=Esg=100V、Ip=85mAなのでrp≒1.2KΩ、Ep=Esg=170V、Ip=175mAなのでrp≒1KΩとなります。それで理想3極管特性(2次歪無し)の最適動作点
Ep=((2rp+RL)Pp)0.5
Po(出力)=(0.5-rp/(2rp+RL))Pp
rp:内部抵抗 RL:負荷抵抗 Pp:プレート損失(入力)
より、RLを3.5Kとして計算すると
Ep≒203V (≒(2 * 1200+3500) * 7))0.5))
Po≒2.1W (≒(0.5-1200/(2 * 1200+3500)) * 7)
となります。しかし実際には非対称(2次歪)特性なのでRLを小さめにするかEpを高めにする必要があります。歪を重視するなら上記計算値そのままの辺りで、カットオフ側を使わない動作とすれば良いでしょう。あとは歪率とオシロでの波形(クリップ具合)を見ながらのカット&トライです。
上記計算式は5極管でも同様に使えます。ただしrpは内部抵抗ではなく、Ep-Ip特性で0Vから垂直に近く立上がる角度をrpとして代入すれば、完全な理想特性におけるEp=(RL * Pp)0.5より精度が良くなります。ただし非対称(2次歪)特性の考慮を後付けする必要があるのは同じです。
Ep=230V
Ik=30mA
Esg=229V
Ec=-19.2/-20.5V
RL=3.5KΩ
UL=100%(J1とJ4をショート)
ヒーターを2本直列で15VACアダプターを使用
NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=47.7dB
CL(1KHz)=1.8W
NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=48.3dB
CL(1KHz)=1.7W
2次歪打ち消し(TrEc=125V)での歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=45.3dB
CL(1KHz)=2.1W
2次歪打ち消し(TrEc=127V)での歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=45.2dB
CL(1KHz)=2.0W
NF15dBでの歪率特性と周波数特性(R-ch :1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=30.0dB
CL(1KHz)=2.0W
NF15dBでの歪率特性と周波数特性(L-ch:1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=30.0dB
CL(1KHz)=1.9W
残留雑音
VRmin L/R ≒ 63/50μV
目標値からすればほぼ十分な特性です。球(5極部)が小型ですからこれくらいが限界でしょう。
最初のアンプでの候補球として購入した8B8ですが専用機での出番がなさそうなのでピンチヒッターとして使うことにしました。5結(+UL)での特性がパッとしないので、3結(UL100%)で動かすことにしました。短期間なので3極管部の電極はオープンにしておきます。
データシートからEc=0Vでのrp(内部抵抗)を推定すると、Ep=Esg=100V、Ip=85mAなのでrp≒1.2KΩ、Ep=Esg=170V、Ip=175mAなのでrp≒1KΩとなります。それで理想3極管特性(2次歪無し)の最適動作点
Ep=((2rp+RL)Pp)0.5
Po(出力)=(0.5-rp/(2rp+RL))Pp
rp:内部抵抗 RL:負荷抵抗 Pp:プレート損失(入力)
より、RLを3.5Kとして計算すると
Ep≒203V (≒(2 * 1200+3500) * 7))0.5))
Po≒2.1W (≒(0.5-1200/(2 * 1200+3500)) * 7)
となります。しかし実際には非対称(2次歪)特性なのでRLを小さめにするかEpを高めにする必要があります。歪を重視するなら上記計算値そのままの辺りで、カットオフ側を使わない動作とすれば良いでしょう。あとは歪率とオシロでの波形(クリップ具合)を見ながらのカット&トライです。
上記計算式は5極管でも同様に使えます。ただしrpは内部抵抗ではなく、Ep-Ip特性で0Vから垂直に近く立上がる角度をrpとして代入すれば、完全な理想特性におけるEp=(RL * Pp)0.5より精度が良くなります。ただし非対称(2次歪)特性の考慮を後付けする必要があるのは同じです。
Ep=230V
Ik=30mA
Esg=229V
Ec=-19.2/-20.5V
RL=3.5KΩ
UL=100%(J1とJ4をショート)
ヒーターを2本直列で15VACアダプターを使用
NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=47.7dB
CL(1KHz)=1.8W
NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=48.3dB
CL(1KHz)=1.7W
2次歪打ち消し(TrEc=125V)での歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=45.3dB
CL(1KHz)=2.1W
2次歪打ち消し(TrEc=127V)での歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=45.2dB
CL(1KHz)=2.0W
NF15dBでの歪率特性と周波数特性(R-ch :1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=30.0dB
CL(1KHz)=2.0W
NF15dBでの歪率特性と周波数特性(L-ch:1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=30.0dB
CL(1KHz)=1.9W
残留雑音
VRmin L/R ≒ 63/50μV
目標値からすればほぼ十分な特性です。球(5極部)が小型ですからこれくらいが限界でしょう。







