シングルアンプで大型球(6GB8,6DQ5,6JS6,6KD6)の動作試験

(2017.8.31作成)
6GB8、6DQ5は1本しかありません。6JS6と6KD6も6V球は1本ずつだけです。実機での出番がないので、これらの球としては軽い動作での特性を確認してみました。軽いと言ってもプレート電流が大きいので、OPTはU-808を使用しました。

(1)6GB8
Ep/Esg=240V
Ik=65mA
Ec=-11.3V
RL=2.5K
UL=43%(SGタップ接続)

NF15dB(2次歪打ち消し:TrEc=181V)での歪率特性と周波数特性(1W)
A(1KHz、1W)=38.1dB
CL(1KHz)=5.9W





原因は良く分かりませんが高域の歪率が悪いです。一般オーディオ球と同様でEsgを下げる自由度が無いようです。私にとっては使い勝手が悪いです。

(2)6DQ5
Ep=240V
Esg=110V
Ik=80mA
Ec=-25.7V
RL=2.5K
UL=50%(抵抗分圧)

NFなし(2次歪打ち消し:TrEc=101V)での歪率特性
A(1KHz、1W)=50.4dB
CL(1KHz)=6.2W




歪率だけで見れば、無帰還でも良いくらいです。

NF15dBでの歪率特性と周波数特性(1W)
A(1KHz、1W)=35.1dB
CL(1KHz)=5.9W





(3)6JS6A
Ep=240V
Esg=110V
Ik=75mA
Ec=-25.2V
RL=2.5K
UL=50%(抵抗分圧)

NFなし(2次歪打ち消し:TrEc=125V)での歪率特性
A(1KHz、1W)=49.4dB
CL(1KHz)=6.2W




NF15dBでの歪率特性と周波数特性(1W)
A(1KHz、1W)=34.0dB
CL(1KHz)=5.9W





(4)6KD6
Ep=240V
Esg=110V
Ik=75mA
Ec=-24.6V
RL=2.5K
UL=50%(抵抗分圧)

NFなし(2次歪打ち消し:TrEc=135V)での歪率特性
A(1KHz、1W)=50.7dB
CL(1KHz)=6.0W




NF15dBでの歪率特性と周波数特性(1W)
A(1KHz、1W)=36.0dB
CL(1KHz)=6.0W





6GB8、動きはしましたが中古のせいなのか特性など期待外れでした。
6DQ5、6JS6、6KD6殆ど同じで十分な特性です。組み合わせてペアで使えますがヒーター2本分のACアダプターがありません。21JS6、30KD6は2本以上ありますので、いずれシングルアンプで使ってみます(冬場向きです)。