ユニバーサルシングルアンプ(30A5)

(2017.9.18作成)
次も5球スーパー(トランスレス)で使われていた30A5です。ピン接続が35C5と同じなので続けて動かします。35C5や30A5は真空管全盛?(終焉少し前?)の頃のアンプ製作記事に採用されてるのを見た記憶はありません(今も殆どありません)。その当時から所詮ラジオ球だ、みたいに卑下されてたんでしょうか(もしや今でも?)。

最大定格Ep/Esgについては35C5と同じに考えて良いと思います(勿論、自己責任)
動作点は最大プレート損失だけを注意して、RL=3.5K、Ep=162V(最適値:(3.5K*7.5W)^1/2)より少し高めを起点として探索しました。

35C5よりB電源電流が多くなるので、半波倍圧整流の電圧降下(820μに直列)は33μ(ルビコン160V PK)を使います。PTのAC側は110V端子、2次側は100Vの倍圧で無信号時整流出力が約210Vになります。

Ep=180V
Ik=40mA
Esg=130V
Ec=-11.2/-10.7V
RL=3.5KΩ
UL=約40%(抵抗分圧)
ヒーターは、24Vと6VのACアダプターを直列使用

(最大定格の超過は、自己責任)(RL=2.5K、Ep=150~160Vでも大体同じくらいの特性になります)

NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=53.4dB
CL(1KHz)=1.8W




NFなし(2次歪打ち消し最低:TrEc≒30V、Re=40Ω)歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=53.9dB
CL(1KHz)=2.2W




2次歪打ち消し(TrEc=119V)での歪率特性(R-ch)
A(1KHz、1W)=49.1dB
CL(1KHz)=2.0W




2次歪打ち消し(TrEc=119V)での歪率特性(L-ch)
A(1KHz、1W)=49.6dB
CL(1KHz)=2.6W




NF15dBでの歪率特性と周波数特性(R-ch :1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=34.0dB
CL(1KHz)=2.0W





NF16dBでの歪率特性と周波数特性(L-ch:1W)
(周波数特性(レベル)は基本波だけのレベルで表示)
A(1KHz、1W)=34.0dB
CL(1KHz)=2.4W





残留雑音
VRmin L/R ≒ 80/50μV


昔これらの球で聴いてたAMラジオ(+ハム)の音がなつかしいです(AMの音質自体は今も変わりませんが)。あの頃はこの球のアンプでこんなに良い音が出せる(Hi-Fiアンプに使える球)とは思っていませんでした。