アンプの所要出力について(2)
(2017.12.30作成)
あと1日と少しで年越し。例年どおりマタイ受難曲を聴き、アレッグリのミゼレーレ、バードのアヴェ・ヴェルム・コルプス、ミサ曲へと聴いていく途中ですが、スピーカーも替えたので出力はどんなものかと自前のワットメーター(ピークインディケーター)で測ってみたら、なんと1W超えしてるではないですか(ショック!)。瞬間値で1.1W位出してるようです(スピーカー接続状態での測定なので、インピーダンスは一定でなく正確ではありませんが、仕様上の6Ω換算出力です)。以前測って300mWそこそこだったので安心していましたが失態です。コンポ(CMT-M3)のスピーカーなので能率は不明ですが、取替えてから直ぐに測るべきでした。
12GB3にしてから、好特性の先入観もあり音が澄んだ感じがして前よりヴォリュームを上げ気味で聴いている毎日なのですが、6ZP1、35C5、8B8辺りならギリギリだったでしょうか。
今後ピンチヒッター球の出番はありませんが、アンプの目標値は3~4Wで歪率は0.5%(最低でも1KHzで)とした方が安全のようです(1Wと3W、音量的に大した差ではありませんが、1W1%ではアウトです)。
以前作って予備アンプとしてる14GW8PPは規格外になってしまいました。球を取り換えたあとの調整は記録を残してないですが初球の特性よりは良かったように記憶してます。15KY8Aシングルは1KHzだけ辛うじてクリアです。
アンプの自作では所要出力(ピーク値)を見積もることが最も重要です。それが決まらねば設計できません(当たり前のことです)。
或る意味、歪率計よりピーク値が計測できるWメーターの方が準備の優先順が上かもしれません。人の聴力感度特性を見れば分かるとおり、ある程度の音量(音圧)で音楽を鳴らさないとフラットに聞こえません。小音量ではかなり低高域をブーストする必要があります。この時ブーストした筈の出力がクリップしてたら意味ありません。アンプの定格出力(クリッピングレベル=CL、または入出力特性のリニアの限界)が所要出力より小さいと、音楽再生で時折出力がカクンと出ない瞬間が出てしまいます。同時に歪もドバッと増大します。片チャンネルの出力だけがCLを超えるとバランスも崩れます。クロストークをいくら良くしても意味ありません。それがどの程度で感知できるかは個人差があると思いますが、趣味として良い気分で音楽を聴くのに、それを自分で確かめたいとは全く思いません。しかし世間(雑誌やらHP)でのアンプの音評価で、コンテンツ波形のピーク値がCLを越えない確認を明確に行ってるというような記述を一度も見たことがありません。具体的に言えば、CL4Wのアンプで、ピーク値2Wまでのコンテンツでヒアリングして云々でした、というような評価レポートが然るべきかなと。
つまりは最低でも、所要出力+マージンを定格出力としてアンプを設計する必要があります。
現在はスピーカーから1.5m位で聴いていますが、大広間などで大勢で聴く場合、距離が4、5m以上にはなるのでシングルアンプの出力では役に立たなくなります(1.5mの10倍以上の出力が必要になります)。
半導体アンプ(一般的に高NFの掛かった)と真空管アンプの比較で、歪率特性の差から音の違いを云々する記述を昔(今も?)見た記憶があります。半導体アンプはCLで急激に歪率が悪化するので音が硬く、真空管アンプは歪率がゆるゆる増加するので柔らかい(暖かい)音がする...、など。それはCLを超える出力で音楽を聴く前提での話になっていて、実にふざけた話です。子供の頃(オーディオ初心者の頃)は、そうなのかな?と半分信じてました(騙されました)。
あと1日と少しで年越し。例年どおりマタイ受難曲を聴き、アレッグリのミゼレーレ、バードのアヴェ・ヴェルム・コルプス、ミサ曲へと聴いていく途中ですが、スピーカーも替えたので出力はどんなものかと自前のワットメーター(ピークインディケーター)で測ってみたら、なんと1W超えしてるではないですか(ショック!)。瞬間値で1.1W位出してるようです(スピーカー接続状態での測定なので、インピーダンスは一定でなく正確ではありませんが、仕様上の6Ω換算出力です)。以前測って300mWそこそこだったので安心していましたが失態です。コンポ(CMT-M3)のスピーカーなので能率は不明ですが、取替えてから直ぐに測るべきでした。
12GB3にしてから、好特性の先入観もあり音が澄んだ感じがして前よりヴォリュームを上げ気味で聴いている毎日なのですが、6ZP1、35C5、8B8辺りならギリギリだったでしょうか。
今後ピンチヒッター球の出番はありませんが、アンプの目標値は3~4Wで歪率は0.5%(最低でも1KHzで)とした方が安全のようです(1Wと3W、音量的に大した差ではありませんが、1W1%ではアウトです)。
以前作って予備アンプとしてる14GW8PPは規格外になってしまいました。球を取り換えたあとの調整は記録を残してないですが初球の特性よりは良かったように記憶してます。15KY8Aシングルは1KHzだけ辛うじてクリアです。
アンプの自作では所要出力(ピーク値)を見積もることが最も重要です。それが決まらねば設計できません(当たり前のことです)。
或る意味、歪率計よりピーク値が計測できるWメーターの方が準備の優先順が上かもしれません。人の聴力感度特性を見れば分かるとおり、ある程度の音量(音圧)で音楽を鳴らさないとフラットに聞こえません。小音量ではかなり低高域をブーストする必要があります。この時ブーストした筈の出力がクリップしてたら意味ありません。アンプの定格出力(クリッピングレベル=CL、または入出力特性のリニアの限界)が所要出力より小さいと、音楽再生で時折出力がカクンと出ない瞬間が出てしまいます。同時に歪もドバッと増大します。片チャンネルの出力だけがCLを超えるとバランスも崩れます。クロストークをいくら良くしても意味ありません。それがどの程度で感知できるかは個人差があると思いますが、趣味として良い気分で音楽を聴くのに、それを自分で確かめたいとは全く思いません。しかし世間(雑誌やらHP)でのアンプの音評価で、コンテンツ波形のピーク値がCLを越えない確認を明確に行ってるというような記述を一度も見たことがありません。具体的に言えば、CL4Wのアンプで、ピーク値2Wまでのコンテンツでヒアリングして云々でした、というような評価レポートが然るべきかなと。
つまりは最低でも、所要出力+マージンを定格出力としてアンプを設計する必要があります。
現在はスピーカーから1.5m位で聴いていますが、大広間などで大勢で聴く場合、距離が4、5m以上にはなるのでシングルアンプの出力では役に立たなくなります(1.5mの10倍以上の出力が必要になります)。
半導体アンプ(一般的に高NFの掛かった)と真空管アンプの比較で、歪率特性の差から音の違いを云々する記述を昔(今も?)見た記憶があります。半導体アンプはCLで急激に歪率が悪化するので音が硬く、真空管アンプは歪率がゆるゆる増加するので柔らかい(暖かい)音がする...、など。それはCLを超える出力で音楽を聴く前提での話になっていて、実にふざけた話です。子供の頃(オーディオ初心者の頃)は、そうなのかな?と半分信じてました(騙されました)。